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勉強会という戦場

朝8:45。
俺の目の前に広がるのは、テキストとノートの海。

「さぁ、今日も一日やるぞ!」と意気込む奴もいれば、まだ夢の世界から完全に帰還できていない顔で座っている奴もいる。

テスト直前勉強会、いよいよ開幕だ。


午前。
鉛筆が走る音、ページをめくる音、そして――「お、こいつ伸びそうだな」という光景。

だが同時に、「おいおい、まだそんな勉強してんのか……」と頭を抱えたくなる瞬間もある。

典型例はこれだ。

× 問題を間違える

× 赤ペンで正解を書きなぞる

✓ 「やった気になる」

……いや、覚えろよ。
テストで使えるように覚えろよ。

赤ペンは魔法の杖じゃねぇんだ。


ただ、そこで俺はグッとこらえる。

「今、それ指摘しても、この子は変わらない」って分かってるからだ。

行動だけを直しても意味がない。
本当に大事なのは――

「テストの点数を本気で上げたいと思ってるか」
「できないことをできるようにしようと時間を使ってるか」

この“根っこの意識”だ。


勉強の行動なんて、表面の枝葉にすぎない。
「赤ペンで書いてるかどうか」なんて、正直どうでもいい。

根っこの部分を入れ替えないと、マジで成績は上がらん。


17:00。
勉強会が終わるころには、生徒の机にノートの山が積み上がる。

でも、そのノートは未来へのパスポートになるかもしれないし、ただの紙屑になるかもしれない。

違いを決めるのは――
行動ではなく、その行動に宿る意識だ。


俺は思う。

「今日も赤ペンで正解を書き写してただけ」のお前も、
「本気で点数を変えてやろう」と取り組んだお前も、

同じ教室で机を並べていた。

でも、未来はまったく違う場所にたどり着く。

その差は、すでに今日の勉強会で生まれているんだ。