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それ「写経」な。

数学ができないヤツに共通する“ある種の宗教行為”がある。

俺はそれを、こう名づけた。

「答え写経」もしくは「手首の運動」である。

 


「写経」とは、そもそも仏教において経典を書き写すことで精神修養を行う行為である。

その精神、立派だ。

だが、数学の問題集の答えを横に置いて、“チラ見しながら書き写す”という行為には、悟りも功徳も存在しない。

そこにあるのは、「満点を演出する己への甘え」である。

 


ここで、「数学ができないやつの特徴TOP3」を紹介しよう。


✖️その1:答えを横に置いて写すやつ

「わからないから、写す」
「理解を深めるために写す」
「そう、これは学び……」

……じゃねぇ

それ、ただの「数学のコスプレ」だよ?数学じゃない。

自分で考えずに、見ながら手を動かしているだけ。
“脳”は完全にノータッチ。しかもそれで「できた気になってる」から始末が悪い。


✖️その2:自分の計算を“答え”でナビしながら進むやつ

「……あれ?この途中式、合ってるのかな……」
「まあ、ちょっと答え見て確認して……」
「お、ズレてる!修正修正……」

残念。
それ“数学のナビ付きドライブ”です!

ナビに頼ったドライブの末路は、“道を覚えない”ってこと。
答えでナビしてもらった問題は、二度と自力でたどり着けません。


✖️その3:✖️をつけずに、答えに書き直して○をつけるやつ

「え、あ、そうかここがミスだったのね〜……消して書き直して……よし、○!」

って、「なにを丸めてんだよ!!!」

間違いこそが宝物なんだよ
そこから“わからなかったこと”が見えるのに、
その金鉱を、消しゴムで削り取ってどうする?


これらを総称して、俺はこう言いたい。

「それ、勉強じゃなくて、演技。」


勉強ってのは、“間違い”と“向き合うこと”なんだよ。
自分の脳で考えて、間違えて、何がズレてたかを見つけて、修正する。

そうして初めて、
「経験値」が手に入る。

つまり、こういうこと。


  • 答えを写す → 経験値0
  • 答えをナビに使う → 経験値5(でもルート覚えない)
  • 答えを見て書き直す → 経験値マイナス10(自己肯定感も削られる)
  • 自分のミスを見つけて反省 → 経験値+100
  • 理解できたか確認のために答えを閉じて解いてみる → 経験値+500
  • 一週間後に×だった問題をもう一度解いてみる→ 経験値+1000

俺はいつも言ってる。
数学は「わかる」の教科じゃない。「できる」までやる教科だ。

その“できる”を育てるには、

ミスを愛せ。
自分の間違いと、堂々と向き合え。


最後に一つだけ。

お前の間違いに赤でバツをつけるのは、
お前を責めるためじゃない。
お前を強くするためだ。

さあ、今日からは“写経”をやめよう。
“格闘”を始めよう。