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2026年2月25日 New! | 高校受験 すぎやまブログ

「内申点攻略」シリーズ【第3回】「監視員」を卒業し、敏腕「マネージャー」になれ

親愛なる読者の皆様方、ごきげんよう。
杉山です。

 

先日、街を歩いていたら、向こうから歩いてくる女性が僕に向かって手を振っていたので、「やれやれ、また僕のフェロモンが暴走してしまったか。罪な男だな、杉山は」と思いながら、最大限のジェントルマン・スマイルで手を振り返したのですが、彼女が手を振っていたのは僕の後ろにいたタクシーだったことに気づき、そのまま何事もなかったかのように手を頭の後ろに回して「いやー、今日の空は青いなあ(曇天)」と伸びをするフリをして危機を回避した杉山です。(危うく、不審者として通報されるところだったわけですが、僕の演技力があれば世界を騙すことなど造作もないことです)

 

さて、内申点攻略シリーズも折り返しの第3回。
今回は、生徒諸君ではなく、その背後にいる「保護者(スポンサー)」の皆様に向けた、極めて重要な戦略会議となります。

 

テーマはこれです。

 

 


【親の役割】「監視員」を卒業し、敏腕「マネージャー」になれ

 

 

多くの親御さんは勘違いしています。
「勉強しなさい!」とガミガミ言うことが親の役割だと思っている。
はっきり言います。それは「刑務所の看守」の仕事です。
我が子を「囚人」にするか、「スター」にするか。
それは、親である皆様が、敏腕マネージャーになれるかどうかにかかっていると言わざるを得ない。

 

 

「評価計画(シラバス)」という名の予言書

まず、マネージャーの最初の仕事は「情報の入手」です。
年度初めに学校から配られる、あの分厚い冊子やプリント。「シラバス」とか「学習のしおり」とか書いてあるやつです。

 

あれ、どうしてますか?
「あー、なんか文字いっぱい書いてあるわー」と言って、資源ごみの日に出していませんか?
あるいは、鍋敷きにしていませんか?

 

 

今
す
ぐ
拾
っ
て
き
て
く
だ
さ
い

 

 

あれは、ただのプリントではありません。
学校側が「いつ、どこで、何を評価するか」を完全にネタバレしている、「合法的な予言書(あるいは攻略本)」なのです。

 

そこには明確に書いてあります。

 

 

「6月には〇〇の単元テストがある」とか、「10月には実技テストがある」とか。
これを知らずに戦うのは、地図を持たずにアマゾンの奥地へ行くようなもの。自殺行為です。

 

 

敏腕マネージャーである皆様は、この予言書を熟読し、カレンダーに「Xデー」を書き込んでください。
そして、子供が忘れているようなら、「そろそろレポートの時期じゃない? 資料集めといたわよ」と、涼しい顔でサポートする。
これこそが、プロの仕事というものです。

 

 

謙虚は罪。「外部実績」を換金せよ

次に、日本人の親御さんが陥りがちな罠。
それが「美徳という名の沈黙」です。

 

例えば、お子さんが学校外のクラブチームで素晴らしい成績を残したとします。ピアノコンクールで入賞したとします。ボランティア活動で表彰されたとします。
多くの親はこう思います。
「まあ、先生もいつか気づいてくれるでしょう」

 

 

気
づ
く
わ
け
な
い
で
し
ょ
!

 

 

先生はエスパーではありません。
学校外での活動なんて、言わなければ「無」と同じです。
それはまるで、「タンス預金(隠し資産)」を持っているのに、「お金がない」と嘆いているようなもの。

 

 

ここで杉山が提唱するのが、「実績の換金(キャッシュ・アウト)」という概念です。

 

 

学校外での頑張りは、黙っていてはただの思い出ですが、学校に報告すれば「内申点(通貨)」に変わる可能性があるのです。
担任の先生に連絡帳や面談で、
「実はうちの子、先日の大会で優勝しまして……いえいえ、大したことないんですけど(ドヤ顔)」
と、さりげなく、しかし確実にアピールしに行ってください。

 

 

これを「戦略的親バカ」と呼びます。
親が営業マンとなり、我が子という商品を売り込む。
恥ずかしがっている場合ではありません。お子さんの人生がかかっているのですから、そこは鉄の心臓を持って挑まざるを得ない。

 

 

「監視員」から「プロデューサー」へ

最後に、日々の接し方について。
「勉強しなさい」「宿題やったの?」「早く風呂入りなさい」

 

 

これらの言葉は、子供の耳には「モスキート音」としか聞こえていません。
言えば言うほど、子供のやる気スイッチは破壊されていきます。

 

 

今日から、あなたは「監視員」を辞職してください。
そして、「芸能事務所の敏腕プロデューサー」に就任してください。

 

 

プロデューサーは、タレント(子供)に向かって「練習しろ!」と怒鳴り散らすだけではありません。

 

 

「今の君のスケジュールだと、ここで休憩を入れたほうがパフォーマンスが上がるね」

「君の才能(得意科目)を伸ばすために、こんな資料(参考書)を用意したよ」

「疲れてる? 最高のケータリング(夜食)を用意したから、これを食べて頑張ろうか」

 

 

このように、「環境を整え、気分を乗せ、最高の結果を出させる」のが仕事です。

 

 

子供が「うわー、勉強だりー」と言っているとき、
「つべこべ言わずやれ!」と言うのが監視員。
「そうだね、だるいね。でも、ここを乗り切れば君の評価額(内申)が爆上がりして、将来の選択肢という名のギャラが増えるよ」と諭すのがプロデューサー。

 

 

どちらについていきたいか、答えは明白ですよね?

 

 

 


まとめましょう。
親の役割とは、ガミガミ言うことではなく、
「予言書(シラバス)を解読し、外部実績を換金し、最高の環境をプロデュースすること」です。

 

 

これができれば、家庭内の空気は劇的に良くなり、お子さんの成績も、そして親子の絆も、「右肩上がりのバブル景気」を迎えることでしょう。

 

 

……というわけで、僕も誰か優秀なマネージャーに「杉山さん、そろそろタスクの締め切りですよ」と優しく諭されたいのですが、現実は優秀な社員のみんなから催促のLINEにおびえながら、一人寂しくキーボードを叩かざるを得ないわけですが、

 

 

次回は、いよいよ核心に迫ります。
「実技教科(副教科)という名の、内申点ボーナスステージ」について語ります。お楽しみに。

 

 

 

 


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