24時間年中無休で受付中

LINE相談は
こちら
無料体験の
ご予約はこちら

お知らせ・ブログ

2025年11月16日 | すぎやまブログ

肉体労働が高給の世界

先日こんな事を記事の中で書いた

バカじゃAIは使えない


 

 

 

俺としてはな、正直、
AIに「体を使う仕事」を先に奪ってほしい。

 

一番は掃除。
ルンバは床を掃除してくれるけど、
机の上もトイレも、やってくれない。

 

あいつ、手ぇ短いからな。

 

建設業なんて、慢性的に人手不足。
AIがそこに進出すれば社会は一気に変わる。
でも残念ながら、それが実現するのは一番最後だと思う。

 

 

 


いや、正確に言うと、
床はルンバが掃除してくれる。
でも机の上のプリントをどけて、
モップかけて、トイレ掃除して、
ゴミをまとめて持っていく。

それ、誰がやるんだ?
AIじゃ無理だ。


建設業もそうだ。
家を建てるのはAIじゃない。
現場で汗をかき、鉄骨を運び、ボルトを締める。
AIが設計図は描けても、
実際に“手でつくる”ことはできない。


美容師もそうだ。
AIに「ショートボブでお願いします」って言ったら、
確かに3Dモデルは描けるかもしれない。

でもな、AIはハサミを持てない。
「この子の髪質だと毛先をあと2ミリ軽くしてあげたほうが可愛いな」
なんて気づくこともできない。

AIに「トリートメントどうしますか?」って聞かれても、
なんかもう嫌だろ。

あれは、“人の手”だから成立してる仕事なんだ。
指先の感覚、鏡越しの表情、空気を読む間合い。
あれをコードで書き起こそうとしたら、
たぶんプログラムが爆発する。

つまり美容師も、AIに奪われない最後の職業のひとつだ。

だって、美容師って“技術職”だけど、
同時に“感情職”でもある。

人の外見を整えながら、
その人の気持ちまで整えてる。

AIがどんなに進化しても、
「最近疲れてるでしょ」って言いながら
シャンプーしてくれるあの優しさは再現できない。

俺の美容師のUさんは「疲れてるでしょうから、絶対に寝させようと思ってシャンプーしましたよ」って。

泣けるよな。


だから俺は思う。
この先、「人の手で何かを生み出せる人」こそが高給になる。

掃除も、建設も、美容も。
“手”で、人と世界を整える仕事が、
AI時代の最前線に立つ。


なぜなら、みんな「脳を使う仕事」に逃げようとしてる。
「在宅で」「効率的に」「AIを使って」。

でもそこに集まるやつが増えすぎたら、
当然、価値は下がる。

一方で、
「現場に行って」「体を使って」「手を動かして」
実際にモノを動かせる人間は、
AIにも真似できないし、代替が効かない。

その価値は、むしろ上がっていく。


俺が昔コンビニでバイトしてた頃、
夜勤の清掃の人がいた。
60歳くらいの小柄なおじさんで、
休憩時間に缶コーヒー飲みながらよく話してくれた。

「若い人はパソコンで仕事するのすごいね」
って笑ってたけど、
心の中では、“誰かが掃除してるから君たちが働けるんだよ”って
言ってたんじゃないかと思う。

今ならわかる。
あのおじさんがいなかったら、俺たちは汚い床で仕事してた。
AIでも掃除でもない、“人間の尊厳”がそこにあった。


AIがどれだけ進化しても、
「体を使うこと」には感情が宿る。

汗をかく。手が汚れる。筋肉痛になる。
それって、データじゃない。生きてる証拠だ。


この先、
「頭を使う人」より「体を動かす人」が高給になる未来――
俺は、普通にあると思ってる。

AIがどれだけ賢くても、
腕一本で世界を動かせる人間が、
最後に笑う気がするんだ。


俺?
俺は柔術してる。今日もスネを打撲したし、頭にはタンコブができてる。
そして何よりAIには、三角絞めできねぇからな。