ある日の昼下がり。
会議室のテンションは真昼の甲子園。
なぜか?
「この夏、どうやって全員の成績を爆上げするか」
という議題で、教育オタクたちが火を吹いていたからである。
まず、教室長・世利が静かに言った。
「もっと、点数が上がる“仕組み”を作るべきだと思うんです」
その瞬間、空気が“カチッ”と変わった。
システムを、再設計する。
誰もが正しく努力できる道を、用意する。
システムは今でもあるが…さらなるブラッシュアアップは確かに大事。
次に、学生講師のひとりが…
「コーチングの内容をもっと共有してもらえませんか?
それを授業に活かして、生徒の“意識”まで動かしたいんです」
ただ教えるだけじゃなく、
“心に火をつけたい”って。
その志、学生時代の俺を見るようだ。
そして、私・杉山。
発言する番がきたので、いつもの調子でこう言った。
「結局、最後は“本人に気づかせる”しかないんだよね」
あ、やばい、なんか…
正論みたいになっちゃった。
でも違うんだ。全部正解なんだ。
成績を上げるために必要なことは何か?
- 仕組みを作ること(世利)
- 気持ちを動かすこと(学生講師)
- 本人の“気づき”を引き出すこと(杉山)
これ、どれかじゃない。
ぜんぶ、いる。
全部そろって、はじめて「爆伸び」っていう奇跡が起きる。
だから我々は、今日も喧々諤々。
この夏、生徒全員が言うんだ。
「この夏、俺、燃え尽きたわ」
「私、自分で自分を褒めたい」
「勉強、ちょっと好きになったかも」
そんなセリフを引き出すために、
塾側も、人生かけてる。
さあ、そろそろ出番だ。
この夏、「何かが変わった」と言いたい君。
ようこそ、NiCOの“本気”へ。
じゃ、また。
燃え尽きた8月31日の夜に、会おう。