親愛なる読者の皆様方、、こんにちは。
日本を代表するジェントルマンであり、存在そのものが「歩く世界遺産」としてユネスコに登録申請中(自称)の杉山です。
先日、僕は大橋某所の定食屋でランチを楽しんでいたわけですが、そこで僕は、自らのプロフェッショナルとしての矜持を根底から揺るがすような、あまりに衝撃的な光景を目の当たりにしてしまったんです。
僕の隣のテーブルに座っていた、一見どこにでもいるようなビジネスマンが、運ばれてきた定食を前にしたその瞬間、
スッ……
と美しく両手を合わせ、唇をわずかに動かして、
「いただきます」
と、神聖な儀式を執り行う司祭のごとき口パクを披露したんです。
正直、これには驚かざるを得なかったわけです。
というのも、僕こと杉山は、店を出る際には必ず店員さんの目を見て「美味しかったです、ごちそうさま」と声をかけることを、自分自身に義務付けているんですけど、これは僕という稀代のエンターテイナーがその一言を放つことで、店員さんのセロトニンが爆増し、その結果、店内の幸福指数が跳ね上がり、ひいては世界平和に直結するという「スギヤマ・バタフライ・エフェクト」を狙っているからなのですが(実際には、あまりに丁寧すぎて店員さんに「……あ、はい」と引かれたり、会計中なのに忘れ物をして戻るハメになったりして不審がられることも多いのですが)、そんな僕でさえも、料理と対峙した瞬間の「合唱」という盲点を見落としていたわけです。
この、目に見えない存在や、目の前の生命に対して感謝を捧げるという行為……。
これこそが、日本人が古来より持ち合わせてきた最強の、
「OKS(おかげさま・感謝・システム)」
に他なりません。
「おかげさま」の「かげ」というのは、文字通り目に見えない存在、つまり僕らが気づかないところで僕らを支えてくれている全ての事象を指すわけですが、それを日常のルーティンとして、誰に見せるでもなくスマートにこなすあのビジネスマンの姿を見て、僕は「自分はまだまだ未熟なジェントルマンだ」と、注文したアジフライを醤油ではなくソースで食べてしまった時のような深い後悔の念に駆られたわけです。(本当はタルタルソースが欲しかったなんて口が裂けても言えない雰囲気だったんです。)
この世界は、目に見えるものだけで構成されているわけじゃないんです。
僕がこうして輝いているのも、キミらが僕のブログを読んで「今日も杉山は通常運転だな」と呆れてくれるという「かげ」の支えがあるからこそなわけで、
そ
う
考
え
る
と
僕は今、このアジフライの衣の一粒一粒に対しても、五体投地で感謝を捧げなければならないという結論に至らざるを得ないわけです。
というわけで、明日からの僕の食事風景は、あまりに長い合唱のせいで食事が完全に冷め切ってしまうという、プロフェッショナル失格の事態を招くことが容易に予想されるのですが(そして店員さんに「あの人、念じながら食べてる……」と通報される不安に怯えているのですが)、それでも僕は「いただきます」を言える男であり続けたい、そう決意した次第です。
【すぎやまのNiCO塾からのお知らせ】
目に見える点数だけでなく、目に見えない「学ぶ姿勢」や「感謝の心」までトータルコーディネート。そんな日本を代表するジェントルマン・杉山が直接指導するNiCO塾で、一流の思考法を身につけませんか?お問い合わせ、待ってます。
次は、僕が「いただきます」を追求しすぎて、お茶を飲む前にも3分間瞑想するようになった話でもできればと思いますが、読みたい人いますか?




