「早く答えを出すことこそが正義」と信じて疑わない、愛すべきスピード狂の皆さん。
本日も日本を代表する知の巨人、というか、もはや「歩く知的好奇心の具現化」と言っても過言ではない杉山が、教育界に激震を走らせる真理を語っていくのですが、(ここで「また自画自賛かよ」と思った方は、僕の繊細なハートがガラス細工のように砕け散る様を想像して、深く反省していただきたいです)実は先日、僕はある重大な事実に気づいてしまったんです。
それは、巷で流行っている「先取り学習」という名の、ある種の「知的ワープ航法」についてなんです。
僕は別に先取り学習そのものを否定しているわけじゃないんです。むしろ、杉山ほどの卓越した知性があれば、小学校低学年でアインシュタインの相対性理論を読破し、「なるほど、宇宙は僕を中心に回っているわけか(納得)」と確信することだって容易だったわけですが、(実際は、小2の時に時計の読み方が分からなくて30分間時計を睨みつけ、最終的に寝落ちしたという輝かしい実績を持っているんですけど、)問題はそこじゃないんです。
問題なのは、プロセス、すなわち「論理の階段」を全無視して、結果だけをかすめ取ろうとする「ショートカット症候群」なんです。
本来、学習というのは「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10」という一段一段のステップを踏んで、ようやく「10」という真理に辿り着くべき崇高な儀式なわけですが、最近の無学年方式やら過度な先取り学習に浸りきった生徒たちは、平気でこういうことをするんですよね。
「1ときたら、10!!」
……いや、早すぎる。
速すぎて、もはや時空が歪んでるんですよね。
例えば、小6で微分をやってます、なんて生徒が僕の前に現れたとしますよね。その時、杉山はジェントルマンですから、「素晴らしいね、キミは未来のニュートンだね」と微笑むわけですが、心の奥底では「こいつ、プロセスをドブに捨てて公式という名のドーピングを打ってるだけじゃないのか……?」と、FBI並みの鋭いプロファイリングを開始しているわけですよ。(本当の天才の場合があるので、その場合は塾に来なくていいとも思っています)
この「プロセスのスキップ」を繰り返していると、どうなるか。
ある日突然、
行
き
止
ま
る
んですよね。
公式が通用しない、あるいは論理の積み重ねが必要な難問にぶち当たった瞬間、彼らの魔法は解けます。
なぜなら、彼らには「論理を積み上げる筋肉」が一切備わっていないから。これを僕の造語で「知的虚弱体質」と呼んでいるわけですが、これが原因で、後から全く伸びない、いわゆる「後伸びしない症候群」に陥ってしまうです。
ですから、親御さんにおかれましては、お子様が「正解したこと」や「解くスピードが速いこと」だけに目を奪われて、「プロセスの密造」を見逃さないでいただきたいんですよね。
「どうしてその答えになったの?」と聞いた時に、お子様が「え、なんとなく。1の次は10でしょ?」みたいな、まるで前衛的なジャズピアニストのような回答を寄せてきたら、それは黄色信号です。むしろ赤信号。緊急事態宣言を発令せざるを得ないわけです。
本当の知性とは、泥臭く、1から10までを這いずり回って証明する力のことなんです。そのステップを愛することこそが未来のリーダーを作るわけですから。
というわけで、僕が今回提唱する「すぎやまの法則」はこれです。
「速すぎる正解は、思考の死体である」
今のフレーズ、どこかの教育雑誌の表紙に使われませんかね?(誰からも連絡が来なかったら、自分で自分のポスターを作って塾のトイレに貼るしかないんですけど、)
さて、そんな「プロセスの重要性」を骨の髄まで叩き込む、僕の情熱が詰まった場所がこちらです。
【すぎやまのNiCO塾】
答えを急ぐな、論理を急げ。
杉山が、生徒たちの「1から10まで」の階段を、時に厳しく、時に過剰な自慢話を交えながら、全力でサポートします。
現在、入塾希望者が殺到して僕の睡眠時間が削られることを恐れつつ(嘘です、お待ちしています)、熱い志を持つ生徒を募集中です。
次は、キミが僕の「論理の迷宮」に迷い込む番です。



