今からどうでもいい考察します
若ければ若いほど、眠たい。
これは俺が生涯かけて導き出した、とてもどうでもいい真理である。
◆20代、あの頃の俺は寝ていた
20代のころ、俺は無限に寝れた。
休みの日は昼の12時くらいまで寝れた。
「寝る子は育つ」って言うけど、
俺はもうとっくに育ち切ってたのに、
寝て寝て、寝てた。
◆しかし今、40代を前にして…
最近は違う。
夜何時に寝ようが、深夜1時に寝ても朝7時に起きる。
二度寝できない。三度寝できない。
そのくせ昼も眠くない。
◆父、80歳。夜9時にGo To Bed
ちなみに俺の父(80歳)はもっとすごい。
彼も「眠れない」と豪語するのだが
夜9時に布団へ行き、朝6時に起きる。
なんならそのあと「昼寝」もしてる。
つまり彼は「1日2回寝てる」のである。
それを「眠れない」と表現しているのは、
おそらく彼は布団に入るのが早すぎるからだ。
ちなみに大谷翔平は10時間睡眠と昼寝2時間らしいから
父親は遺伝子レベルで二刀流を目指しているのかもしれない。
◆科学的な話もしようか
実は、加齢とともにメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌量は減少していくという研究がある。
参考までにハーバード大学の睡眠研究所のレポートを読んだところ、
「加齢に伴い深い睡眠(ノンレム睡眠)が減り、睡眠の質が低下する」とあった。
つまり俺たちが「寝れねぇなぁ」と思っているのは、
実は「寝てはいるが、質が下がっている」というだけのことなのかもしれない。
◆結論:若いってのは、眠いってことだ
赤ちゃんは一日16時間寝る。
中学生も学校で寝る。
高校生も授業中に寝る。
大学生はそもそも講義に来ない。
そう、若いってのは、眠いってことだ。
逆に言うと、
「最近あんまり眠くないんだよね〜」って人は、
そろそろ“若さ”とサヨナラし始めている証拠かもしれない。
だから俺は言いたい。
「最近、眠くて眠くて仕方ないんです」と言う高校生よ。
それは君のせいではない。
若さのせいだ。
だが同時に、回復力もある、集中力もある、吸収力もある、可能性もある。
つまり、眠いけど、最強なんだよ君たちは。
だから言わせてくれ。
眠たい高校生よ。
君が「眠たい」なんて言っていられるのは、人生の特権階級にいる証なんだ。
その特権を最大限使い倒せ。
寝て、起きて、学べ。そしてまた、眠れ。
全力で、眠気と青春をかき混ぜろ。
そして、やれることを全部やって、でっかい未来にダイブしてこい。
俺は応援してる。
でも、甘やかしはしない。
そして俺は、
眠気がこないこの体に、
そっと手を合わせようと思う。
R.I.P. 若さ。