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お知らせ・ブログ

2025年8月1日 New! | お知らせ すぎやまブログ

すぎやま式リーダー論 〜俺たちは全員、何かのリーダーである〜

「お会計、3,380円になります」

ある日の焼き鳥屋で、俺はリーダー論について考えていた。

なぜ、焼き鳥屋の会計でそんな哲学的な思索が始まるのかというと、前に会計をしたサラリーマン風の男(俺より少し上)が、店員の「ありがとうございました」にガン無視をかました瞬間に、俺の中のリーダー警察が起動したからである。

「お前、それが“部下を持つ者”の背中かよ」と。

俺は思う。

リーダーってのは、社長とか部長とか、野球部のキャプテンとか、そういう“役職の名前”じゃない。

お母さんが子供に「片づけなさい」って言うとき。

お父さんが「背中で語る」つもりで黙って新聞読んでるとき。

クラスで誰かが困ってるのに、なにも言わずに見てるとき。

目の前の勉強に真剣に取り組んでいるとき。

全員が、何かをリードしている。

だからこのブログは、全リーダーに捧ぐ。いや、全人類に捧ぐ。題して——

『すぎやま式リーダー論』


【1】リーダーは“ゴール”じゃなくて“スタートライン”

まず聞いてほしい。

世の中には「リーダーになった瞬間、勝ち組」みたいな顔するやつがいる。
違うんだよ、そいつ……逆なんだよ。

リーダーになった瞬間、苦行の始まり。

しかも、評価されない苦行である。

なんなら、頑張れば頑張るほど「なんか頑張ってる感、出してウザい」とか言われる。

でもやれ。

組織の中心に立つってことは、志を見せることだ。

「俺、こっち行きたいっす」って背中で示すことだ。


【2】「公平」じゃなくて「公正」な世界を作れ

リーダーやってて一番難しいのは、「全員を平等に扱う」ことではない。

そんなの無理だ。

大谷翔平とベンチ外の選手を同じ扱いにしたら、それはただの狂気である。

だけど、「公正」であることはできる。

能力・努力・人間性、全部をちゃんと見て、評価する。

「好き嫌い」や「仲良し」じゃない。
「明確な基準」で判断する。

だから、すぎやま式リーダー論ではこう言う。

「公平はいらん、公正だけ」と。


【3】リーダーが一番頑張る

これな。

リーダーってのは、自分が一番損して、
「みんなでやったよな!」って顔をする生き物。

部下の手柄を横取りしたり、
部下のミスを「〇〇が悪いんですぅ〜」とか言うのは、
リーダー界の最底辺、ゴミエスト of ゴミである。

「真ん中に立つなら、一番しんどい思いをしてくれ」

それがすぎやま式だ。


【4】いいリーダーになろうとするな

「みんなで楽しく!笑顔で!やろう!」っていう精神論。

それ、自分の頭で考えるのを放棄してるだけ。

孔子も、スティーブ・ジョブスも、俺の柔術の先生も、すごいリーダーたちは全員、ロジックで戦ってる。

優しさはいる。けど、「言うべきことを言わない」は優しさじゃない。

それはただの自己保身。


【5】そしてリーダーは“あなた”である

この記事を読んで「自分はリーダーじゃない」と思った人。

……違う。

人は誰かに見られてる。

弟に。

妹に。

後輩に。

部下に。

SNSのフォロワーに。

「自分がリーダーになったら」とか言ってる間に、
もうお前は誰かの“ロールモデル”になってるんだよ。

だから読め。

稲盛和夫、松下幸之助、柳井正、孫正義、野村監督…
誰でもいい。リーダーの本を最低5冊読め。
全員ほぼ同じことを言っている。(は、言い過ぎだが、その最大公約数が真理に近いはずだ)


そして今日も俺は思う。

「リーダーってのは、焼き鳥屋の店員に“ありがとう”をちゃんと言える人間のことだ」と。

すべてのリーダーに、心からのエールを。
俺たちは偉くなんかない。ただの人間だ。
でも、ちゃんとリードする人間には、なれる。