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2025年7月17日 New! | すぎやまブログ

「夢は大きい方がいい」って誰が決めたんだ。

「夢はでっかく持て!」

自己啓発書を開けば、だいたいこの言葉が最初の3ページ以内に書いてある。

——いや、ほっとけ。

夢のサイズ感について外野が口出ししてくるな、と俺は言いたい。


たとえば「日本一の寿司屋になりたい」って夢。

うん、素晴らしい。
“うまい寿司”で人々を幸せにしたいという熱意がバチバチに伝わってくる。

じゃあ、「近所の子どもたちに愛される駄菓子屋になりたい」って夢はどうだ?
これを“ちっぽけな夢”と笑う人がいたら、寿司ぶつけてやるから覚悟しろ。


夢っていうのは、
世間の役に立つ何かを成し遂げたいという、心の中の火だ。

その火が、東京ドーム規模で燃えてるのか、
コンロの上でじっくり煮込み料理をしてる火なのか。
それは……どっちでもいい。


むしろ、俺は見てきた。

「でっかい夢を持て」って言われて、
自分の器に合わない無理な夢を掲げて、
バンジージャンプみたいに飛び降りて、
空中で後悔しながら落下していった人間を。

夢に押し潰されて、
夢を呪って、
その後、“夢なんて持たない方がいい”って言い出したあの人を。


だから俺は言いたい。

夢に大小はない。

夢の価値は、他人に測られるものじゃない。
夢の正しさは、自分の中の「やってみたい」にしか宿らない。


「夢を持て」「それも大きく!」

たしかにそれは、勇気づけられる言葉だ。

でもそれが、
“自分の今を否定する言葉”になった瞬間、
その言葉は毒になる。


だから俺はこう言う。

夢は、自分の中にそっと咲いてるものでいい。

それが小さく見えても、
その花を咲かせるために、今日も生きているなら、
それは誰がなんと言おうと——

デッカい夢だ。


成功ってのは、でかさじゃない。
自分の中にある灯を、どれだけ絶やさずに育てていけるか。

そっちの方が、
よっぽど大事だと、俺は思う。