「この子、ほんとに真面目なんですけど…」
って、保護者面談で何百回聞いたかわかりませんが、
成績って真面目なだけじゃ上がらないんですよね。知ってました?
「え、じゃあどうすれば?」と今スマホを固唾を飲んで見つめてるそこのあなた、安心してください。
今からとんでもなく真面目な話を、ふざけたテンションでお届けします。
テーマは――
「宿題で出された10問、どう解くべきか」
です。
さあ、あなたがもし10問の宿題プリントを前にしたとしましょう。
・鉛筆は尖っているか?
・消しゴムの角はまだ生きているか?
・机の上に無印のペン立てが鎮座しているか?
完璧。完全なる“やる気シチュエーション”。
で、そのテンションのまま「よっしゃああああ!!」と頭から突っ込んで10問一気に解ききったあなた。
ごめん、それ――
多分伸びないやつです。
はい、今「うそやん」って顔になった人、ちゃんと続きを読んでください。
ここで、問題です。
Aさん:がむしゃらに10問解いて8問正解、2問不正解
Bさん:丁寧に10問解いて8問正解、2問不正解
結果だけ見れば、同じですよね?
でも、成長は――圧倒的にBさんなんです。
なぜか。
Aさんの正解の中には、“たまたま当たった”問題が含まれている可能性がある。
次やったら間違える可能性が高い。運ゲーです。
一方で、Bさんは知っている解法を一個ずつ当てはめて解いている。
正解した8問には再現性があるし、不正解の2問には明確な課題がある。
これ、言い換えると、
「努力してるのに伸びない人」と「努力が成長に繋がる人」の違いなんです。
「でも、がむしゃらでも取り組んでるだけマシじゃないですか?」という意見もあるでしょう。
確かに、その通り。何もしないより百倍マシ。
でも、そのままだといずれこうなります。
「あんなに頑張ってるのに、なぜか結果が出ないんです」
なぜか?
なぜかじゃない。原理原則を当てはめる訓練をしてないからです。
勉強って、ただの数こなせばいいってもんじゃない。
たった1つの“やり方”を身につけて、それを10の問題に当てはめていく訓練。
それが“成長する勉強”。
剣道で言えば素振り1000回より「この場面ではこの技」って選べる力。
将棋で言えば、定石を覚えた上での一手。
勉強も同じ。
「原理原則・定石」ってのを知って、それをどう問題に当てていくか――
そこに“伸びる人間”の秘密が詰まってるんです。
NiCO塾では、その「定石」を教えます。
でも、それを使ってくれるかどうかは――あなた次第。
がむしゃらのまま突っ込むか、武器を手に取って戦うか。
どちらにせよ、10問の宿題は目の前にある。
さあ、どっちでいく?
僕はあなたが「戦える」方を選ぶことを願ってます。
そして、いつかこう言えるようになろう。
「このやり方なら、また同じ問題が出ても、絶対に解ける」
それが、“正解”です。